2012年 04月 29日
ランドセルの底にプリントがたまってお困りのお母さんへ |
GWが始まりましたね。
新生活で慣れない生活が続いていた方も、ちょっと一休みといったところでしょうか。
さて、タイトルの「ランドセルの底にプリントがたまっていてお困りのお母さん」。
意外と、小学生のお母さんからよく聞くお悩みです。
ライフオーガナイズは「暮らしを楽にする仕組み」ですが、暮らしにくいと感じる、人から見たらささいなことでも、当人にしてみれば立派な問題。
そんな、暮らしにまつわるちょっとした「ストレス」の元を取り除くのが、ライフオーガナイズです。
そこで「ランドセルの底にプリントがたまる」という問題をどうするか、ライフオーガナイズ的に考えてみたいと思います。
問題は、理想と現実の間に「ズレ」があることから生じます。
この場合の理想と現実は、
という、「ズレ」です。
次に、この「ズレ」をどうやってなくすかを考えます。
「ズレ」をなくすためには何をすればいいかですから、実際にやること(=行動)を考えます。
そこで、人の行動について考えてみたいと思います。
「人の行動はその人の資質(性格や能力など)と周りの環境によって変化する」、という法則があるそうです。
人の行動=個人の資質×環境条件
(詳しくは、「クルト・レヴィンの法則」で検索を。)
例えば、ゴミを捨てる、という行為。
・ごみはゴミ箱にそしてきちんと分別して捨てるという人
・分別は面倒だから気にせず捨てるという人
・ゴミ箱に捨てること自体が面倒という人。
いずれも、個人の資質の違いから、ゴミを捨てる際の行動も変わってくるでしょう。
また、普段ゴミをその辺にポイ捨てする人でも、ディズニーランドのような常にきれいな状態を保っているような環境では、なんとなく捨てなくなる。
同様に、本当はゴミ箱に捨てたほうがいいと思っている人でも、ゴミ箱がないために道端にゴミが集まって置かれている環境では、ついそこに捨ててしまう。
など、人の行動は個人の資質だけではなく、周りの環境にも影響されます。
ですから、人の行動を変えるためには
の3通りの方法が考えられます。
親としては、まず、1の「その人(=子ども)の資質を変える」ということに取り掛かりがちですが、これはあまりライフオーガナイズ的ではありません。
ライフオーガナイズは、暮らしにまつわるものには変えやすいものと変えにくいものがあり、変えやすいものから変えていきましょう、という考え方なのです。
ですから、この場合は、2の「その人の周りの環境を変える」ことから取り掛かります。
ここでは、「その人の周りの環境を変える」ための具体的な方法を考えます。
ここで大事なポイントは、見方を変えてみるということ。
現状をよーーく見てみましょう。
などなど。
小さければ大きいものに、狭ければ広いものに、やわらかければ硬いものに、といったように、入れ物一つにしても見方を変えるといろんなことが見えてきます。
我が家の上の子は、連絡帳袋にちょっとやわらかめのビニール素材のファスナー付き袋に入れています。
(実際のものとは違いますが、こんな感じです。)
上と横の部分にファスナーがあります。
(上の子のものは、横は写真よりももうちょっと下まで開くタイプ)
上だけにしかファスナーがないタイプは、手先の器用でない子にとっては意外と入れにくかったりします。
学校側で(ファスナーつき袋などという)指定が特になければ、クリアフォルダのようなはさむだけのタイプのほうがよりお手軽です♪
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このように、ライフオーガナイズでは、暮らしのちょっとしたストレスの元を、思考の整理をしながら解決していきます。
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新生活で慣れない生活が続いていた方も、ちょっと一休みといったところでしょうか。
さて、タイトルの「ランドセルの底にプリントがたまっていてお困りのお母さん」。
意外と、小学生のお母さんからよく聞くお悩みです。
ライフオーガナイズは「暮らしを楽にする仕組み」ですが、暮らしにくいと感じる、人から見たらささいなことでも、当人にしてみれば立派な問題。
そんな、暮らしにまつわるちょっとした「ストレス」の元を取り除くのが、ライフオーガナイズです。
そこで「ランドセルの底にプリントがたまる」という問題をどうするか、ライフオーガナイズ的に考えてみたいと思います。
どうしたいのか?何が問題か?
問題は、理想と現実の間に「ズレ」があることから生じます。
この場合の理想と現実は、
親:子どもがきちんと(折りたたんだ状態で?)プリントを持って帰ってきて欲しい ⇒ 理想
子:ランドセルの底にぐちゃぐちゃになった状態でプリントを持って帰って来る ⇒ 現実
という、「ズレ」です。
人の行動を変えるためには?
次に、この「ズレ」をどうやってなくすかを考えます。
「ズレ」をなくすためには何をすればいいかですから、実際にやること(=行動)を考えます。
そこで、人の行動について考えてみたいと思います。
「人の行動はその人の資質(性格や能力など)と周りの環境によって変化する」、という法則があるそうです。
人の行動=個人の資質×環境条件
(詳しくは、「クルト・レヴィンの法則」で検索を。)
例えば、ゴミを捨てる、という行為。
・ごみはゴミ箱にそしてきちんと分別して捨てるという人
・分別は面倒だから気にせず捨てるという人
・ゴミ箱に捨てること自体が面倒という人。
いずれも、個人の資質の違いから、ゴミを捨てる際の行動も変わってくるでしょう。
また、普段ゴミをその辺にポイ捨てする人でも、ディズニーランドのような常にきれいな状態を保っているような環境では、なんとなく捨てなくなる。
同様に、本当はゴミ箱に捨てたほうがいいと思っている人でも、ゴミ箱がないために道端にゴミが集まって置かれている環境では、ついそこに捨ててしまう。
など、人の行動は個人の資質だけではなく、周りの環境にも影響されます。
ですから、人の行動を変えるためには
1.その人の資質を変える
2.その人の周りの環境を変える
3.両方とも変える
の3通りの方法が考えられます。
親としては、まず、1の「その人(=子ども)の資質を変える」ということに取り掛かりがちですが、これはあまりライフオーガナイズ的ではありません。
ライフオーガナイズは、暮らしにまつわるものには変えやすいものと変えにくいものがあり、変えやすいものから変えていきましょう、という考え方なのです。
ですから、この場合は、2の「その人の周りの環境を変える」ことから取り掛かります。
具体的な行動を考えるために
ここでは、「その人の周りの環境を変える」ための具体的な方法を考えます。
ここで大事なポイントは、見方を変えてみるということ。
現状をよーーく見てみましょう。
- プリントは何か入れ物に入れていますか?それとも直接ランドセルに入れていますか?
- プリントを入れる入れ物の大きさはどのくらい?
例)小さすぎる?→もう一回り大きい入れ物に変えてみる - 入れ物の開口部はどうなってる?
例)上部(一辺)だけが開くもの→二辺(上と横)が開く入れ物に変えてみる - (直接ランドセルに入れる場合の)入れる順番は?
例)一番最初にプリントを入れる→一番最後に入れてみる
などなど。
小さければ大きいものに、狭ければ広いものに、やわらかければ硬いものに、といったように、入れ物一つにしても見方を変えるといろんなことが見えてきます。
具体例
我が家の上の子は、連絡帳袋にちょっとやわらかめのビニール素材のファスナー付き袋に入れています。
(実際のものとは違いますが、こんな感じです。)
上と横の部分にファスナーがあります。
(上の子のものは、横は写真よりももうちょっと下まで開くタイプ)
上だけにしかファスナーがないタイプは、手先の器用でない子にとっては意外と入れにくかったりします。
学校側で(ファスナーつき袋などという)指定が特になければ、クリアフォルダのようなはさむだけのタイプのほうがよりお手軽です♪
子どもの好きなキャラクターもののクリアフォルダなら、モチベーションもあがるかもしれません。
* * *
このように、ライフオーガナイズでは、暮らしのちょっとしたストレスの元を、思考の整理をしながら解決していきます。
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by yoshi_note
| 2012-04-29 17:01
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