2014年 03月 04日
【情報のオーガナイズ】オリンピックの、森元総理のあの発言を聞いて感じたこと |
政治の話は、一般的な話題の中では三大タブーの一つだったりしますが、今回のオリンピックの一連の森元総理の発言は、情報のオーガナイズを考える上でいい話題だと思うので、ちょっと取り上げてみようかと思います。
(政治の話じゃないですしね…。)
ということで。
あえて説明するまでもないかと思うけれど。
あのオリンピックの、浅田真央選手に対する「大事なときには必ず転ぶんですよね」発言。
恐らく、アレを聞いた人で不快にならない人なんていないんじゃないか?ってくらいひどい発言だったと思います。大げさじゃなくて。
ところがその後、問題の発言を含んだ、森元総理の発言の全容が明らかになりました。
→森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起し
全文を読んで、「あれ?ちょっと違う?」と感じた人もいるのではないでしょうか?
私自身はどうだったかというと、「あれ?」と思いました。
で、報道されていることとニュアンスがちょっと違う、ということもわかりました。
けど、やっぱりあのタイミングで「必ず転ぶ」と言ってしまうのはどうだろう・・・と思います。
そう。
この「必ず転ぶ」発言、一部分だけを切り取って発信されたものであるということ。
今回のブログで言いたいのは、「悪気があっていったわけじゃないんじゃない?」といった、森元総理の発言自体をどうこう言いたいわけではなく。
「情報を受け取った時の感じ方は、発信側で操作することができる」ということ。
切り取る場所によって受け取られ方も変わってくる。より好意的に受け取られるようにも、反対により反感を持たれるようにもなる、ということです。
このような情報操作は何も今に始まったことではなく、例えばよりよく見せることなどはビジネス上ではむしろ積極的に行われてることだったりもします。
ただ、受け手側として困るのは、今の世の中は「よさそうに見える」情報が多すぎるんですよね。
自分にとってよさそうに見えるたくさんの情報の中から、自分にとって本当に良い情報を選ぶ。
モノを選ぶのも難しいけれど、情報を選ぶのも難しいですよね…。
情報の山に埋もれないためには、やっぱりモノのオーガナイズと一緒で、「自分にとって必要な情報は何か?」を見つめ直したりとか、一部分だけで判断せず俯瞰して情報を見るようにしたりするとか、そういうことが大事だなぁと思うわけです。
そういう意味では、まずは情報の真偽を確かめるべく、「ソースはどこか?」と情報の源をチェックすることは大切だと思います。
とはいうものの、IT苦手な人にとっては「ソースはどこか?」を調べること自体が大変です。
苦手な人に対して、「情報リテラシーを身につけましょう」というアドバイスはあまり意味がないので、個人的には「この人の言ってることなら信頼できる」と思う人を探すのがいいのではないかと思います。
たくさんのよさそうな情報の中から、自分がよいと思うような情報をいくつかセレクトしてくれて、それをわかりやすく伝えてくれる人、です。
やっぱり「誰が言ったか?」って、良くも悪くも受け手の感じ方に影響を与えることだと思うので。。
つい数日前にも、web上に出回っている情報や、情報の取捨選択などについての興味深い話を聞いたばかり。今後ますます、情報のオーガナイズ分野が必要になってくるだろうなぁ、と思う今日この頃です。
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ということで。
あえて説明するまでもないかと思うけれど。
あのオリンピックの、浅田真央選手に対する「大事なときには必ず転ぶんですよね」発言。
恐らく、アレを聞いた人で不快にならない人なんていないんじゃないか?ってくらいひどい発言だったと思います。大げさじゃなくて。
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→森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起し
全文を読んで、「あれ?ちょっと違う?」と感じた人もいるのではないでしょうか?
私自身はどうだったかというと、「あれ?」と思いました。
で、報道されていることとニュアンスがちょっと違う、ということもわかりました。
けど、やっぱりあのタイミングで「必ず転ぶ」と言ってしまうのはどうだろう・・・と思います。
そう。
この「必ず転ぶ」発言、一部分だけを切り取って発信されたものであるということ。
今回のブログで言いたいのは、「悪気があっていったわけじゃないんじゃない?」といった、森元総理の発言自体をどうこう言いたいわけではなく。
「情報を受け取った時の感じ方は、発信側で操作することができる」ということ。
切り取る場所によって受け取られ方も変わってくる。より好意的に受け取られるようにも、反対により反感を持たれるようにもなる、ということです。
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このような情報操作は何も今に始まったことではなく、例えばよりよく見せることなどはビジネス上ではむしろ積極的に行われてることだったりもします。
ただ、受け手側として困るのは、今の世の中は「よさそうに見える」情報が多すぎるんですよね。
自分にとってよさそうに見えるたくさんの情報の中から、自分にとって本当に良い情報を選ぶ。
モノを選ぶのも難しいけれど、情報を選ぶのも難しいですよね…。
情報の山に埋もれないためには、やっぱりモノのオーガナイズと一緒で、「自分にとって必要な情報は何か?」を見つめ直したりとか、一部分だけで判断せず俯瞰して情報を見るようにしたりするとか、そういうことが大事だなぁと思うわけです。
そういう意味では、まずは情報の真偽を確かめるべく、「ソースはどこか?」と情報の源をチェックすることは大切だと思います。
とはいうものの、IT苦手な人にとっては「ソースはどこか?」を調べること自体が大変です。
苦手な人に対して、「情報リテラシーを身につけましょう」というアドバイスはあまり意味がないので、個人的には「この人の言ってることなら信頼できる」と思う人を探すのがいいのではないかと思います。
たくさんのよさそうな情報の中から、自分がよいと思うような情報をいくつかセレクトしてくれて、それをわかりやすく伝えてくれる人、です。
やっぱり「誰が言ったか?」って、良くも悪くも受け手の感じ方に影響を与えることだと思うので。。
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by yoshi_note
| 2014-03-04 00:49
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