2014年 06月 10日
『どこにいて、どこを目指すか?』 子育てに取り入れたいライフオーガナイズ |
「ライフオーガナイズは空間だけではなく、思考・情報・時間の整理術」とはよく言ったもので、ライフオーガナイズを学んだ今、空間だけでなく暮らしそのものに役に立っているなぁと思うことがいくつかあります。
その一つがタイトルの、
どこにいて、どこを目指すか?
最近、この考え方を子供に対して取り入れています。
小学2年生の下の子たちは、音読の宿題が毎日出ます。
親は、音読のでき具合を表に記入(◎・○・△)します。
今まで私は「だいたい教科書通りに間違えずつっかえず読めてたら◎」を基準にしていました。
下の子たちは読み書きに若干の?不安があり、なかなかすらすらとは読めない時も少なくなく、親の思っている基準だと毎日三角か○、たまに◎くらいという状態。
(でも、正直につけるとやる気をなくしてかわいそうなので、結局おまけしてしまうのですが)
とある日、間近に迫った授業参観で音読の発表をするから練習しなきゃ!という下の子たちが、いつもよりも熱心に音読の宿題をやっていた時のこと。
あまりに何回も練習(×2人分)に付き合わされ、「いつになったら終わるんだ… ( ̄~ ̄;)」と思った私は、ふと思いつきました。
あ!そうだ!
できてるかどうか、自分で判断させてみればいいんだ!
さっそく音読をしたあと、子に聞いてみました。
私「今のは100点満点で何点くらい?」
※実はこの聞き方も子供にあってなかったのですが、それはまた改めて記事にします。
子「△点くらい」
私「じゃ、何点までがんばってみる?」
子「○点」
私「そしたら○点になるまでがんばって練習しよう!」
見えないゴールに向かって何度も練習していたのが、自ら「あ、今のはだめ。もう1回。」と自分の出来がどのくらいか判断し、練習をするようになりました。
自分で決めたゴールだから、どのくらい頑張ればいいのか、どのくらいの出来なら自分にOKが出せるのか、子供自身がわかっています。
それまでは、どこまでできたら練習は終わりというゴールを決めてなかったのですから、そりゃーいつまでたっても練習が終わらないはずだ…。
同じ宿題でも、「○秒以内に計算カードをやる」といった共通したゴールがあるものは、その基準をクリアする必要がありますが、そうでない宿題は「その子自身の能力に合わせたゴール」を設定する。
※この「○秒以内に計算カードをやる」っていうのもどうかと思うんですよねぇ。
もちろん、ゲーム性の高いやり方がモチベーションUPにつながる子もいるのはわかるし、学校のようないろんなレベルの子がいる集団の中で個々に気を配るのが難しいのもわかるけれど。
「何のためにやるのか?」という目的を見失いやすい宿題な気がします。
音読の宿題も、大人基準で判断すると子供にとってはもしかしたらとんでもなく遠いゴールになってしまうのかもしれません。
子供自身が今、持っている能力ではクリアできないくらいの。
子供が自分で行先(=ゴール)が見えること。
子供が自分で行先に行けるゴールであること。
どこにいて、どこを目指すか?
是非、子育てにも取り入れてみてください。
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ライフオーガナイザー® 吉川圭子
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(でも、正直につけるとやる気をなくしてかわいそうなので、結局おまけしてしまうのですが)
とある日、間近に迫った授業参観で音読の発表をするから練習しなきゃ!という下の子たちが、いつもよりも熱心に音読の宿題をやっていた時のこと。
あまりに何回も練習(×2人分)に付き合わされ、「いつになったら終わるんだ… ( ̄~ ̄;)」と思った私は、ふと思いつきました。
あ!そうだ!
できてるかどうか、自分で判断させてみればいいんだ!
さっそく音読をしたあと、子に聞いてみました。
私「今のは100点満点で何点くらい?」
※実はこの聞き方も子供にあってなかったのですが、それはまた改めて記事にします。
子「△点くらい」
私「じゃ、何点までがんばってみる?」
子「○点」
私「そしたら○点になるまでがんばって練習しよう!」
見えないゴールに向かって何度も練習していたのが、自ら「あ、今のはだめ。もう1回。」と自分の出来がどのくらいか判断し、練習をするようになりました。
自分で決めたゴールだから、どのくらい頑張ればいいのか、どのくらいの出来なら自分にOKが出せるのか、子供自身がわかっています。
それまでは、どこまでできたら練習は終わりというゴールを決めてなかったのですから、そりゃーいつまでたっても練習が終わらないはずだ…。
同じ宿題でも、「○秒以内に計算カードをやる」といった共通したゴールがあるものは、その基準をクリアする必要がありますが、そうでない宿題は「その子自身の能力に合わせたゴール」を設定する。
※この「○秒以内に計算カードをやる」っていうのもどうかと思うんですよねぇ。
もちろん、ゲーム性の高いやり方がモチベーションUPにつながる子もいるのはわかるし、学校のようないろんなレベルの子がいる集団の中で個々に気を配るのが難しいのもわかるけれど。
「何のためにやるのか?」という目的を見失いやすい宿題な気がします。
音読の宿題も、大人基準で判断すると子供にとってはもしかしたらとんでもなく遠いゴールになってしまうのかもしれません。
子供自身が今、持っている能力ではクリアできないくらいの。
子供が自分で行先(=ゴール)が見えること。
子供が自分で行先に行けるゴールであること。
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by yoshi_note
| 2014-06-10 12:17
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