2009年 12月 11日

パソコン内の「とりあえず」置き場、tmpフォルダ

よく収納の本で、すぐにしまう事のできないモノや、いる・いらないの判断がすぐできないモノ、今は使わないけれどまたすぐ使うモノなどを置いておくスペースを設けましょう、なんてこと書いてありますよね。

DMや読みかけの雑誌・新聞、携帯やメガネなどの小物類・・・、家の中にある散らかりやすい類のものを「一時的に」置いておく場所を設けることで、散らかる事を防ぐ効果があります。

では、みなさんのパソコンの中はどうでしょう？
そういった「とりあえず」置き場、ありますか？

windowsの一時置き場、「tmpフォルダ」

私はwindows使いなのでmacは詳しくないのですが、windowsにはtmp（もしくはtemp）フォルダというものがあります。
英語のtemporary（=一時的な）の略で、「テンプ」といいます。
（添付ファイルの添付とは意味が違うので注意）

このtmpフォルダ、何のためにあるか？というと、システムやアプリケーションなどで一時的に必要なファイルを保存しておくためのフォルダです。
windowsがtmpフォルダの中にファイルを勝手に作って、作業が終わると勝手に削除します。
（実際には削除されずに残ったままの場合もありますが･･･）

※なお、普段使う分にはこのtmpフォルダを意識する必要は特にありませんが、tmpの下にたくさんファイルが残ってしまうとHDDを圧迫したりするので、その場合は「ディスクのクリーンアップ」などでファイルを削除するといいでしょう。

my「tmpフォルダ」を作ろう

そこで、今回のテーマは

「パソコン上に自分用のtmpフォルダ（=とりあえず置き場）を作ろう」

です。

以前、パソコンのデスクトップについての記事の中で、デスクトップへとりあえず保存するのはお勧めしない、と書きました。
そこで「tmpフォルダ」の登場です。

名前は「tmp」じゃなくてもいいです。
「とりあえず」とか「一時保管」とか、それこそ「ちょい置き」とか、自分のわかる名前でそれ用のフォルダを作ってください。
作る場所は、パソコン内の構成をいじっていない方なら「マイドキュメント」（※vistaならユーザーごとの「ドキュメント」）フォルダの中に作るのがいいでしょう。

そして、tmpフォルダの使い方ですが、あくまでも「一時的な」保管場所です。
tmpフォルダの中は、ある程度の期間が過ぎたら、もしくは関連の作業が終わったら、削除するようにしましょう。

※ここで一つ注意なのですが、フォルダ名を「その他」とつけるのはおすすめしません。
もし「その他」フォルダを作るなら、「一時的でなく長期的に保管するけれど該当のフォルダが見当たらない」というファイルの保管場所にしましょう。