2011年 03月 23日
子供の視野と俯瞰(ふかん)の話 |
私は去年の秋から「ライフオーガナイズ」というものを学んでおります。
ライフオーガナイズとは、暮らしを「整える」(注:「整理する」ではありません)考え方。
もっと大きく言えば、生き方を整える。
オーガナイズの考え方で大事な事のひとつが俯瞰(ふかん)
人って意外と固定観念にとらわれがちで、意識しないとなかなか違った見方ができないです。
(少なくとも私の場合はそうです。)
一度「こうだ!」と思い込むと、自分の考えが絶対正しくて他は違う、となりがちではないですか?
そこで、「本当にそうだろうか?もっと違う見方があるのでは?」と問いかける事で、カチコチに凝り固まった頭が少しほぐれるというか。
私自身、実際にオーガナイズを学んでから、少しずつモノの見方が変わってきています。
前置きが長くなりましたが、我が家の子供の話です。
4歳の双子たちの片付ける様子を見ていると、床に落ちているものになかなか気づきません。
本人は片付けたつもりでも、まだ床の上には小さいおもちゃやらゴミやらが散らばってる、という状態は日常茶飯事。
親:「まだ落ちてる!よく見て」
双子:落ちてるおもちゃを見つけ、片付け。「終わったよ」
親:「まだ落ちてる!よく見て」
・・・以下繰り返し。
床の上におもちゃが落ちてない状態になるまでに何回も同じようなやり取りが繰り返されていました。
だんだん、しびれを切らして、怒ったりしたことも。
先日、ふと考えました。
私たち親はリビングから部屋を見ているのです。
(子供の遊び場は、リビング続きの和室)
ちょっと離れたところから見ているので、和室全体が見渡せます。
どこに何が落ちているのかもよくわかります。
ところが、当の子供は和室にいます。
近い部分しか見ていません。
そこで私は、「終わったよ」と言う子供たちをリビングに呼んで、「お部屋見てみて~。まだ何か落ちているものある?」と言って、リビングから和室を見るように促しました。
そうすると、子供でもまだおもちゃが落ちているのが見える。
ここと、あそこと、ここにもある、というのがわかり、片付け始めました。
ちょっと調べてみたら、子供の視野は大人よりもかなり狭いそうです。
大人の視野は左右で150°くらいあるのに対し、子供の視野は90°とか。
4歳の彼女たちは、もっと視野が狭いのかもしれません。
私たち親が「見ていない」と思っていたのは、実は「見えていない」のかもしれない、ということに気づきました。
私たち親の、「見えているのに片付けない」という勝手な思い込みで怒ったりしたことに、反省です。
今度からは片付け残しがあったら、本人たちが気づけるような行動を促せばいい、ということがわかりました。
「俯瞰する」って、日常のいろいろなシーンで役に立ちます。
今まで思い込んでいた事も、見方を変えてみると今まで気づかなかった事が見えてくるかもしれません。
***提供中のオーガナイズサービス***
■オーガナイズプラン
オーガナイズは老若男女問わず必要なスキル
ライフオーガナイザー® 吉川圭子
⇒Webサイト:+Standard
⇒一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会HP 会員紹介
⇒片づけのプロを探そう ライフオーガナイザー検索サイト
ライフオーガナイズとは、暮らしを「整える」(注:「整理する」ではありません)考え方。
もっと大きく言えば、生き方を整える。
オーガナイズの考え方で大事な事のひとつが俯瞰(ふかん)
俯瞰(ふかん、英: highangle)は、高い所から見下ろすこと。全体を上から見ること。
Wikipediaより引用。
人って意外と固定観念にとらわれがちで、意識しないとなかなか違った見方ができないです。
(少なくとも私の場合はそうです。)
一度「こうだ!」と思い込むと、自分の考えが絶対正しくて他は違う、となりがちではないですか?
そこで、「本当にそうだろうか?もっと違う見方があるのでは?」と問いかける事で、カチコチに凝り固まった頭が少しほぐれるというか。
私自身、実際にオーガナイズを学んでから、少しずつモノの見方が変わってきています。
前置きが長くなりましたが、我が家の子供の話です。
4歳の双子たちの片付ける様子を見ていると、床に落ちているものになかなか気づきません。
本人は片付けたつもりでも、まだ床の上には小さいおもちゃやらゴミやらが散らばってる、という状態は日常茶飯事。
親:「まだ落ちてる!よく見て」
双子:落ちてるおもちゃを見つけ、片付け。「終わったよ」
親:「まだ落ちてる!よく見て」
・・・以下繰り返し。
床の上におもちゃが落ちてない状態になるまでに何回も同じようなやり取りが繰り返されていました。
だんだん、しびれを切らして、怒ったりしたことも。
先日、ふと考えました。
私たち親はリビングから部屋を見ているのです。
(子供の遊び場は、リビング続きの和室)
ちょっと離れたところから見ているので、和室全体が見渡せます。
どこに何が落ちているのかもよくわかります。
ところが、当の子供は和室にいます。
近い部分しか見ていません。
そこで私は、「終わったよ」と言う子供たちをリビングに呼んで、「お部屋見てみて~。まだ何か落ちているものある?」と言って、リビングから和室を見るように促しました。
そうすると、子供でもまだおもちゃが落ちているのが見える。
ここと、あそこと、ここにもある、というのがわかり、片付け始めました。
ちょっと調べてみたら、子供の視野は大人よりもかなり狭いそうです。
大人の視野は左右で150°くらいあるのに対し、子供の視野は90°とか。
4歳の彼女たちは、もっと視野が狭いのかもしれません。
私たち親が「見ていない」と思っていたのは、実は「見えていない」のかもしれない、ということに気づきました。
私たち親の、「見えているのに片付けない」という勝手な思い込みで怒ったりしたことに、反省です。
今度からは片付け残しがあったら、本人たちが気づけるような行動を促せばいい、ということがわかりました。
「俯瞰する」って、日常のいろいろなシーンで役に立ちます。
今まで思い込んでいた事も、見方を変えてみると今まで気づかなかった事が見えてくるかもしれません。
***提供中のオーガナイズサービス***
■オーガナイズプラン
オーガナイズは老若男女問わず必要なスキル
ライフオーガナイザー® 吉川圭子
⇒Webサイト:+Standard
⇒一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会HP 会員紹介
⇒片づけのプロを探そう ライフオーガナイザー検索サイト
by yoshi_note
| 2011-03-23 11:47
| ■ライフオーガナイズ
<< 「被災地の子どもたちにおもちゃ... | 今使わずにいつ使う >> |