2015年 06月 16日
【家づくりの話】舞い上がっちゃったときこそ俯瞰する |
無印の家を建てた我が家の、家づくりを綴ったカテゴリ【我が家ができるまでの話】。
(最初からご覧になりたい方は、【我が家ができるまでの話】_はじめにからどうぞ♪)
ここからは、設計の話をメインに、工事がスタートするまでの間のことになります―――
と、書いた記事「【家づくりの話】 ライフオーガナイザーという立場で、施主として感じたこと」で、家づくりの話がずっとストップしてました…。
この記事を書いたのがなんと2013年の11月という(汗)
しかもこの記事の最後で、
と書いてあって、「ある経験」ってなんだっけ??とふと思考が止まってしまいました…。
多分このことだろうなぁ、と思い出したので(苦笑)、続きを書きたいと思います。
では、どうぞ!
(このシリーズはいつもに増して長文記事が多いので、時間のある時にどうぞ)
前回の記事では、「作り手(売り手)と買い手」の関係について思うことを書きました。
家づくりは二人三脚で進めるので、時として作り手と買い手とで意見が衝突することもあるかもしれません。だからこそ、家づくりは「満足」ではなく「納得」のいく家を建てることが大事だと思っています。
いよいよ家づくりのメイン、間取りを中心とした設計段階に入った我が家。私は、「こうしたい」「ああしたい」というイメージならたくさんありました。
「こうしたい」のひとつに、『リビングダイニングに家族が好きなことをできるワークスペースを作りたい』というものがありました。イメージとしては壁に長めの造り付けの板をつけて、そこで大人はパソコンをしたり、子どもは宿題をしたりと、家族がそれぞれゆるくつながっている――
※写真はイメージです
そんなスペースが欲しいなぁ、と漠然と思っていました。
そして、その希望を、夫にも、営業さん設計さんにも伝えました。でも、私以外の人たちの反応はイマイチ…。
当然、私は面白くないわけです(苦笑)
自分の好きなイメージが受け入れてもらえないわけですから。
そんなとき、ムジネット(当時、無印の家を取り扱っていたところ。現在は「株式会社 MUJI HOUSE」)の上のほうの方のお話を聞く機会がありました。
私は、「今こういう希望があって、お話してるんですけど、なかなか難しいみたいで~~」みたいなことを話したところ、その方はおっしゃいました。
「木の家は、スペースの使い方を固定せず、自由に変えられるのがいいところなんです」
正確な表現ではないですが、自分の中ではこういう理解。
そうだった!!
木の家のいいところは、そのレイアウトの自由さだった!
スペースだけがだだっ広くて(笑)、あとは住む人が自由にレイアウト変更できるのがいいところだったのに。
私は、その、「箱」のようなところがいいと思って、木の家を選んだのに。
講座ではいつもお伝えしていること。
「悩んでいる時は視野が狭くなりがちですから、そういう時こそ意識して、視野を広くしてみてください。今まで見えてなかったものが見えてきますよ。」
それが、家づくりで舞い上がってしまった私は、目先のことしか見えていませんでした。「家族でゆるくつながれるテーブルを造り付けしたい」という具体的レベルまで一気に進みすぎていたのです。
ムジネットの方とお話したことで、リビングダイニングのスペースに造り付けのテーブルをつけてしまうと、そのスペースはもうそれにしか使えなくなってしまうことに気づきました。一番メインスペースになるであろうリビングダイニングの自由度を、造り付けの家具をつけることで奪ってしまうことになる…。それは、間取りの自由度にひかれて木の家を選んだことと矛盾してるんじゃないの?
と、思考の整理ができ、自己解決したので、結局リビングダイニングはたんなる四角い空間のままとなりました。
家づくりの話は不定期更新(笑)ですが、次回からもうちょっと設計についての詳しい話でも書いていこうかと思います。なんといっても間口2間の家ってそんなにないと思いますから(^-^;
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(最初からご覧になりたい方は、【我が家ができるまでの話】_はじめにからどうぞ♪)
ここからは、設計の話をメインに、工事がスタートするまでの間のことになります―――
と、書いた記事「【家づくりの話】 ライフオーガナイザーという立場で、施主として感じたこと」で、家づくりの話がずっとストップしてました…。
この記事を書いたのがなんと2013年の11月という(汗)
しかもこの記事の最後で、
と、ここまで偉そうに語っていますが、実はこのように感じたのもある経験からなのです。
それは次回に。。。
と書いてあって、「ある経験」ってなんだっけ??とふと思考が止まってしまいました…。
多分このことだろうなぁ、と思い出したので(苦笑)、続きを書きたいと思います。
では、どうぞ!
(このシリーズはいつもに増して長文記事が多いので、時間のある時にどうぞ)
前回の記事では、「作り手(売り手)と買い手」の関係について思うことを書きました。
家づくりは二人三脚で進めるので、時として作り手と買い手とで意見が衝突することもあるかもしれません。だからこそ、家づくりは「満足」ではなく「納得」のいく家を建てることが大事だと思っています。
理想はたくさん。あれもこれも全部いい。
いよいよ家づくりのメイン、間取りを中心とした設計段階に入った我が家。私は、「こうしたい」「ああしたい」というイメージならたくさんありました。
「こうしたい」のひとつに、『リビングダイニングに家族が好きなことをできるワークスペースを作りたい』というものがありました。イメージとしては壁に長めの造り付けの板をつけて、そこで大人はパソコンをしたり、子どもは宿題をしたりと、家族がそれぞれゆるくつながっている――
※写真はイメージです
そんなスペースが欲しいなぁ、と漠然と思っていました。
そして、その希望を、夫にも、営業さん設計さんにも伝えました。でも、私以外の人たちの反応はイマイチ…。
当然、私は面白くないわけです(苦笑)
自分の好きなイメージが受け入れてもらえないわけですから。
そもそも、木の家の良さって何?
そんなとき、ムジネット(当時、無印の家を取り扱っていたところ。現在は「株式会社 MUJI HOUSE」)の上のほうの方のお話を聞く機会がありました。
私は、「今こういう希望があって、お話してるんですけど、なかなか難しいみたいで~~」みたいなことを話したところ、その方はおっしゃいました。
「木の家は、スペースの使い方を固定せず、自由に変えられるのがいいところなんです」
正確な表現ではないですが、自分の中ではこういう理解。
そうだった!!
木の家のいいところは、そのレイアウトの自由さだった!
スペースだけがだだっ広くて(笑)、あとは住む人が自由にレイアウト変更できるのがいいところだったのに。
私は、その、「箱」のようなところがいいと思って、木の家を選んだのに。
舞い上がってるときこそ俯瞰する
講座ではいつもお伝えしていること。
「悩んでいる時は視野が狭くなりがちですから、そういう時こそ意識して、視野を広くしてみてください。今まで見えてなかったものが見えてきますよ。」
それが、家づくりで舞い上がってしまった私は、目先のことしか見えていませんでした。「家族でゆるくつながれるテーブルを造り付けしたい」という具体的レベルまで一気に進みすぎていたのです。
ムジネットの方とお話したことで、リビングダイニングのスペースに造り付けのテーブルをつけてしまうと、そのスペースはもうそれにしか使えなくなってしまうことに気づきました。一番メインスペースになるであろうリビングダイニングの自由度を、造り付けの家具をつけることで奪ってしまうことになる…。それは、間取りの自由度にひかれて木の家を選んだことと矛盾してるんじゃないの?
と、思考の整理ができ、自己解決したので、結局リビングダイニングはたんなる四角い空間のままとなりました。
* * *
家づくりの話は不定期更新(笑)ですが、次回からもうちょっと設計についての詳しい話でも書いていこうかと思います。なんといっても間口2間の家ってそんなにないと思いますから(^-^;
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by yoshi_note
| 2015-06-16 11:19
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