2016年 01月 13日
モノより思い出、というけれど。 |
まだ今年になって13日しかたってないのに、いろんな出来事が起こりますね。
今日のSMAPにも驚きですが、個人的にはデヴィッド・ボウイの訃報に驚きました。
特にファンだったわけではありませんが、世代的に戦メリとかリアルでしたし、やっぱり自分が10代の頃見聞きしていたアーティストが亡くなってしまうのは寂しい限り。
なんというか子どもの頃って、今この状態がずっと続くものというか、終わることなんてちっとも考えていなくて。でも、だんだん自分が年を取っていき、どういった形であれ必ず終わりは来るんだということを思わずにはいられません。
特に、存在自体が抽象的なイメージだからなのか?よりいっそうショックですね。
なんとなく、キヨシローの時と重なります。まさかこの人が…という感じです。
今日のこの記事は、もともと別の内容でUPしようと数日前に下書きをしてました。
最近のミニマリストブームにモノ申す?的な内容だったんですが(苦笑)、ちょっとそんな記事を書く感じでもないので、「思い出のもの」について書きなおすことにしました。
「思い出のもの」って使わないものなので、片づけにおいてはとかく標的にされがち。
けど、「使わないなら捨てましょう」ではなくて、いい思い出のものならきちんとスペースを割いて残してあげてもいいんじゃないかと思います。
思い出のものを処分するときの常套句?
「モノはなくても思い出は記憶に残る」
私もケースバイケースで上記のようなことをいう場合もあります。
でも、大切な思い出なら捨てるのではなく、その思い出のモノのために優先してスペースを割くことを検討したいです。
というのは。
モノより思い出、というけれど、悲しいかなだんだん記憶って薄れていくんですよ(涙)
私の場合ですが
さすがに、まだ今のところ、強く印象に残っている思い出を完全に忘れ去ってしまうことはないですが、それでも記憶のあちこちがあいまいだったり、自分に都合の良いように作り替えられて記憶されていたりすることがあります。
一昨日昨日と80年代を振り返ってみて、そういえばいろんなアーティストのライブに行ったよなぁ…と、ふと「一番最初に行ったライブって誰のだろ?」と思い返してみたけれど、記憶がとぎれとぎれで思い出せないんですよね。
この状態に何とも言えない寂しさを感じてしまいました…。
以前にも書いたかもしれませんが、私が捨てて後悔したものの筆頭がライブチケット。
これ、音楽に興味のない人からすると、「取っておいても意味ないですよね!?」と言われる類のものだと思います。似たようなもので、旅行に行った時の何かの半券とか、映画のチラシとか。
興味がない人にとっては全くのゴミでしょう。
確かに取っておいても使えるわけでもないし、何かの役に立つものでもない。
初めて行ったライブは誰のか?なんてわかったところで、何も変わらない。
けど、思い出のものってそれでいいと思うんです。
自己満足の世界だから。
モノがあることで思い出せる思い出もあると思うんですよね。
片づけの現場ではいろいろな思い出のものに出会います。
思い出には年が経つほど思い入れが強くなるものと、年と共に思い入れが弱くなるものとあります。しかも困ったことに、思い入れが強くなるのか弱くなるのかは時が経ってみないと分からない。
だからこそ、思い出のものを扱う時は慎重になってほしいな、と思います。
(自分自身でやる方も、仕事としてやる方も)
勢いに惑わされず、よく考えて。
軸がしっかりしている人は一見思い切りよく捨てているように見えますが、残すものはしっかり残しています。
お客様のところにお伺いしていると、最初から軸がはっきりしている人もいれば、最初は軸がはっきりしていないけれど作業を重ねていくにつれて軸のようなものができてくる人もいます。
私たちライフオーガナイザーは、モノを片づけるのではなく、その軸を見つけるお手伝いをするのが仕事、といってもいいかもしれませんね。
なんとなくですが、ライフオーガナイザーって「これは捨てられない!」というものを持っている人が少なくない気がします。
熱中していたもの、はまっていたものがある人って個人的には好きです(笑)
思わぬ長文、失礼しましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
もともとの下書きの内容はまた改めて記事にしたいと思います。
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今日のSMAPにも驚きですが、個人的にはデヴィッド・ボウイの訃報に驚きました。
特にファンだったわけではありませんが、世代的に戦メリとかリアルでしたし、やっぱり自分が10代の頃見聞きしていたアーティストが亡くなってしまうのは寂しい限り。
なんというか子どもの頃って、今この状態がずっと続くものというか、終わることなんてちっとも考えていなくて。でも、だんだん自分が年を取っていき、どういった形であれ必ず終わりは来るんだということを思わずにはいられません。
特に、存在自体が抽象的なイメージだからなのか?よりいっそうショックですね。
なんとなく、キヨシローの時と重なります。まさかこの人が…という感じです。
今日のこの記事は、もともと別の内容でUPしようと数日前に下書きをしてました。
最近のミニマリストブームにモノ申す?的な内容だったんですが(苦笑)、ちょっとそんな記事を書く感じでもないので、「思い出のもの」について書きなおすことにしました。
* * *
「思い出のもの」って使わないものなので、片づけにおいてはとかく標的にされがち。
けど、「使わないなら捨てましょう」ではなくて、いい思い出のものならきちんとスペースを割いて残してあげてもいいんじゃないかと思います。
思い出のものを処分するときの常套句?
「モノはなくても思い出は記憶に残る」
私もケースバイケースで上記のようなことをいう場合もあります。
でも、大切な思い出なら捨てるのではなく、その思い出のモノのために優先してスペースを割くことを検討したいです。
というのは。
モノより思い出、というけれど、悲しいかなだんだん記憶って薄れていくんですよ(涙)
私の場合ですが
さすがに、まだ今のところ、強く印象に残っている思い出を完全に忘れ去ってしまうことはないですが、それでも記憶のあちこちがあいまいだったり、自分に都合の良いように作り替えられて記憶されていたりすることがあります。
* * *
一昨日昨日と80年代を振り返ってみて、そういえばいろんなアーティストのライブに行ったよなぁ…と、ふと「一番最初に行ったライブって誰のだろ?」と思い返してみたけれど、記憶がとぎれとぎれで思い出せないんですよね。
この状態に何とも言えない寂しさを感じてしまいました…。
以前にも書いたかもしれませんが、私が捨てて後悔したものの筆頭がライブチケット。
これ、音楽に興味のない人からすると、「取っておいても意味ないですよね!?」と言われる類のものだと思います。似たようなもので、旅行に行った時の何かの半券とか、映画のチラシとか。
興味がない人にとっては全くのゴミでしょう。
確かに取っておいても使えるわけでもないし、何かの役に立つものでもない。
初めて行ったライブは誰のか?なんてわかったところで、何も変わらない。
けど、思い出のものってそれでいいと思うんです。
自己満足の世界だから。
モノがあることで思い出せる思い出もあると思うんですよね。
* * *
片づけの現場ではいろいろな思い出のものに出会います。
思い出には年が経つほど思い入れが強くなるものと、年と共に思い入れが弱くなるものとあります。しかも困ったことに、思い入れが強くなるのか弱くなるのかは時が経ってみないと分からない。
だからこそ、思い出のものを扱う時は慎重になってほしいな、と思います。
(自分自身でやる方も、仕事としてやる方も)
勢いに惑わされず、よく考えて。
軸がしっかりしている人は一見思い切りよく捨てているように見えますが、残すものはしっかり残しています。
お客様のところにお伺いしていると、最初から軸がはっきりしている人もいれば、最初は軸がはっきりしていないけれど作業を重ねていくにつれて軸のようなものができてくる人もいます。
私たちライフオーガナイザーは、モノを片づけるのではなく、その軸を見つけるお手伝いをするのが仕事、といってもいいかもしれませんね。
なんとなくですが、ライフオーガナイザーって「これは捨てられない!」というものを持っている人が少なくない気がします。
熱中していたもの、はまっていたものがある人って個人的には好きです(笑)
思わぬ長文、失礼しましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
もともとの下書きの内容はまた改めて記事にしたいと思います。
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by yoshi_note
| 2016-01-13 17:45
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