2016年 07月 22日
収納の仕組みを考えるときの「フロー」と「ストック」 その② |
前回のブログ、「収納の仕組みを考えるときの「フロー」と「ストック」 その①」の続きです。
収納の仕組みを考えるときも、モノの入ってくる量・出ていく量(フロー)と、モノがとどまるときの量(ストック)のバランスがとれてることが大事という話を前回に書きましたが、今回はバランスが崩れたときはどうなるか?というお話。
どういうときにバランスが崩れるか?というと。
こういう状態はわりとわかりやすいかもしれませんね。
入ってくる量が多いのに出ていく量が少ないからだんだんストックがたまってきます。ストックがいっぱいになると新しく入ってきたものがあふれてしまいます。
食材の収納でいうと、
まだあるのについつい買ってしまう
↓
置き場所がいっぱいで新しく買ったものが入らない
↓
ほかのところに置く
↓
置いたことを忘れる
↓
気づいた時には期限切れ
↓
食べることなく廃棄
というような流れです。
食材の場合、出口は食べることが正規のルートになるかと思うんですが、そこに至らずに終わってしまう、つまり廃棄してしまうというのはバランスがよろしくない状態です。
今の例はフローの量がIN>OUTでしたが、では逆の場合はどうでしょうか?
入ってくる量が少ないのに出ていく量が多い場合です。
こちらは、入ってきたものはとりあえず正規のルートから出ているので、流れだけを見ると一見バランスは良さそうです。あふれることもないですしね。
でも、出ていくべき量が足りてない、という時点でこれもバランスがよろしくありません。バランスを保つためにはストックが一定量あることも実は大事なんです。
食材の例でいうと、「ストックはありません。近くのコンビニがわが家の冷蔵庫です。」というスタイル。
これはこれでライフスタイルとしてはもちろんありなのですが、非常時などストックが切れた状態が続いてしまうような場合、出ていく量を正常化させるのが難しくなります。食材でいうと、「出ていく量の正常化=きちんと食べること」ですから。
収納の仕組みを考えるとき、
の3つを考えるのがポイントで、特に食材の場合は入れ物にはある程度のストックがキープされている状態がベストである、ということがお分かりいただけたでしょうか。
多少買いだめしてもあふれず、多少買い物に行けなくてもストックはなくならず、ちょうどよい頃合いといいますか。
こういうことを考える・決めるのが難しいから、食材のような出入りが激しいものの仕組み作りが難しいんですけどね…
モノの収まりだけで仕組みを考えるのではなく、その人の暮らし方からその人にとっての収まりどころを探すのが、ライフオーガナイザーの仕事です。
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収納の仕組みを考えるときも、モノの入ってくる量・出ていく量(フロー)と、モノがとどまるときの量(ストック)のバランスがとれてることが大事という話を前回に書きましたが、今回はバランスが崩れたときはどうなるか?というお話。
どういうときにバランスが崩れるか?というと。
こういう状態はわりとわかりやすいかもしれませんね。
入ってくる量が多いのに出ていく量が少ないからだんだんストックがたまってきます。ストックがいっぱいになると新しく入ってきたものがあふれてしまいます。
食材の収納でいうと、
まだあるのについつい買ってしまう
↓
置き場所がいっぱいで新しく買ったものが入らない
↓
ほかのところに置く
↓
置いたことを忘れる
↓
気づいた時には期限切れ
↓
食べることなく廃棄
というような流れです。
食材の場合、出口は食べることが正規のルートになるかと思うんですが、そこに至らずに終わってしまう、つまり廃棄してしまうというのはバランスがよろしくない状態です。
* * *
今の例はフローの量がIN>OUTでしたが、では逆の場合はどうでしょうか?
入ってくる量が少ないのに出ていく量が多い場合です。
こちらは、入ってきたものはとりあえず正規のルートから出ているので、流れだけを見ると一見バランスは良さそうです。あふれることもないですしね。
でも、出ていくべき量が足りてない、という時点でこれもバランスがよろしくありません。バランスを保つためにはストックが一定量あることも実は大事なんです。
食材の例でいうと、「ストックはありません。近くのコンビニがわが家の冷蔵庫です。」というスタイル。
これはこれでライフスタイルとしてはもちろんありなのですが、非常時などストックが切れた状態が続いてしまうような場合、出ていく量を正常化させるのが難しくなります。食材でいうと、「出ていく量の正常化=きちんと食べること」ですから。
* * *
収納の仕組みを考えるとき、
■入れ物の大きさ=収納可能な最大量
■入れ物に入るときの量=家の中に入ってくるとき(買い物)の量
■入れ物から出ていくときの量=実際に使う(消費する・処分する)量
の3つを考えるのがポイントで、特に食材の場合は入れ物にはある程度のストックがキープされている状態がベストである、ということがお分かりいただけたでしょうか。
多少買いだめしてもあふれず、多少買い物に行けなくてもストックはなくならず、ちょうどよい頃合いといいますか。
こういうことを考える・決めるのが難しいから、食材のような出入りが激しいものの仕組み作りが難しいんですけどね…
モノの収まりだけで仕組みを考えるのではなく、その人の暮らし方からその人にとっての収まりどころを探すのが、ライフオーガナイザーの仕事です。
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by yoshi_note
| 2016-07-22 10:47
| _モノをしまう(収納する)
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